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音楽とお酒と [日記]

先日、OCEANLANEのライブに行った。
彼らのパフォーマンスを見るのは、
今年に入って4度目。
ライブハウスに通いたくなるくらい、
彼らから心地よい刺激を毎回もらい続けている。
無条件に明るい気持ちになる。
薄暗いライブハウスに明るい青空が見えるような。


OCEANLANEというバンドに出会ったのは、
2004年の春の時代劇のとき、
劇中で曲を使わせてもらった。
刀を振り回し生きるか死ぬかの時代劇のクライマックスに、
爽やかで熱い英語の歌詞の音楽がかかることが決まり、
これは誰の曲ですかっ??と聞きに行ったのを覚えてる。
どんな外人さんたちのバンドかと思ったら、
なんて素敵な若いお兄ちゃんたち。


その後、タイムトラベルもののSFでも、童話のようなファンタジーでも、
彼らの音楽が私たちの舞台を支え続けてくれている。


私が1番、彼らの音楽に助けられたなと思ったのは、
去年の春のタイムトラベル2幕ものの舞台のとき。
私はずっと舞台上にいてそのストーリーを物語っていくという役所で、
2幕で2時間半の芝居を60ステージ、
ずっと客席に向かって語り続けなくてはいけなかった。
幕が開くと、舞台袖にはけることもなく。
何ヶ月後、誰がどうなって、何年後、どこで何が起こって、
というようなことを、間違えずに話さなくてはいけない。
その内容は、親友の死だったり、兄の辛い人生についてだったりと、
まぁ、とにかく、いろんなことが、精神的に、
今まで生きてきて1番きつい状態で、
気持ちを張り詰めて向かい合っていた作品。


でも大変だったということが言いたいのでは全然ないんだ。
そのときに私を支えてくれたのが、
毎日、毎ステージ、一緒に近くで舞台に立ってくれていた、
彼らの歌声であり、
彼らの音楽だった。


もちろん録音されたものだし、
バックでかかってる音楽なんて、
そんなに重要?と思うかもしれないけど、
その舞台のときには、自分でストーリーを運んでいかなくてはいけないため、
音響や照明のきっかけをたくさん自分が持っていた。
毎回、台本の決まったところで、
曲をかけやすいような台詞の言い方を要求されるし、
音が大きく盛り上がった後、少しダウンしてきたとこで、
心地よいタイミングで次の語りの台詞を出さなくてはいけない。
曲の途中、フレーズのいい部分に、
芝居の長さを合わせていかなくてはいけない。
役者と共演するというよりは、音響さん照明さんと、一緒に、
その日の舞台のテンポを作っていく作業だった。
ひとりで舞台にいる時間もものすごくたくさんあった。
2幕目になると誰とも会話することもなくなる。


いろんなものと戦いながら、きりきりとしているところで、
いつも変わらずに流れてくる音楽。
今、私がしゃべらなかったら、今、私が違うことを言ったら、
今日のステージはどうなるんだろうなぁ。
できるかできないか毎回不安で、自分の心しか信じるものがないときに、
ドラムの音、ベースの音、ギターの音、
そして歌声が、
私の背中を押し続けてくれた。
大げさではなく、OCEANLANEの音楽だったから、
自分が頑張れたような気がする。
私にとってはその公演から、そんなバンドになってしまった。


だから、今でも、ただ聴くだけで、いろんなものをもらえる。
これが、これこそが、音楽の持つ力なのだと思う。


そんな音楽をライブハウスで生で聴けるなんて。
芝居のことも考えずに!
ライブの後、何度か一緒にお酒を飲んでメンバーと話したことがある。
音楽と芝居という全く違う場所だけど、
共通するところもあったり、
全く違うお互いの仕事や作業にも、もの凄く興味がわく。
大人数の劇団と4人のバンドとの違いもある。
同じツアーと言っても、違う部分はたくさんあるし、
でも同じ感動ももちろんある。
パフォーマンスを見て、話をして、また飲もうなんて約束をして。


彼らとの出逢いで、私の世界が広がったなぁと実感する。
これからも、音楽に負けない芝居を生み出していかねば。
素晴らしい出逢いと素晴らしい音楽に感謝しながら。


この世界に、
音楽とお酒と、そして、
私に、芝居があって、
本当によかった。


最近、いっっちばん、思うこと。  つづく


新曲も楽しみだなぁ。(独り言)


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